人間の究極の幸せ
人間の究極の幸せは
①愛されること
②褒められること
③役に立つこと
④必要とされること
…だそうだ。
たまたま読んだ雑誌(日経ビジネス)に、禅寺の住職の言葉として紹介されていた。
雑誌には「本当に幸せな生き方って何だろう」という事について特集が行われていた。
「ワークライフバランスを極める」(趣味に生きるって感じかな?)
「好きを仕事にする」
という世間で2大「幸せな生き方」として見られている生き方には、現実的に色々問題があって、必ずしも幸せになれないケースも多いと紹介。
ワークライフバランスは極められる仕事が少ないこと、好きを仕事にする事に関しては、食べていけなかったり、好きなことを仕事にすることで悩みが深まる負の側面もあるとの内容だ。
そしてアメリカで流行しているFIRE(Financial Independent Retire Early)=早期リタイアを紹介している。
しかし、若くして早期リタイアするには相当な高給が必要で、実践できる人はほとんどいないとの結論。
…まぁ、経済雑誌なのでリタイアに必要な資金が1億必要とか言う前提の問題もあるが。
そこで冒頭の人間の究極の幸せの話しに結びつく。
小さな会社ながら、従業員が互いに認め合い、褒め合い、協力し合い、感謝し合い楽しそうに働く会社の事例が紹介されている。
そして経済的自由を獲得し、FIRE(早期リタイア)しても、社会との繋がりを求めて働く人が多いと言うことも紹介。
人に褒められ、「誰かの役に立っている」「必要とされている」と実感することの方が自由や収入以上に幸福だと感じる人が多いと言う結論に至っている。
うーむ。
やはり早期リタイアは人生を幸福化するために正しい道なんだなと思う一方、社会との繋がりを完全に絶って働かないより、多少働くセミリタイアが理想なのかもしれない。
ある程度経済的自由を手に入れられればやりたくない仕事はしなくていい。
でも、引きこもるのではなく、褒められたい、認められたいという人間の究極の幸せを求めて社会に出た方が幸せは最大化できると言う結論は、確かに一理あるように思う。
でも、同時にこうも思った。
人間の究極の幸せ
①愛されること
②褒められること
③役に立つこと
④必要とされること
趣味のカラオケでかなり満たされているなと。カラオケはお金にはならないけど(^_^;)
今より収入は少なくても、楽で、幸福感を感じられる仕事をしながら、趣味のカラオケを極めていくことが自分には一番幸せな生き方なんだろうな。
理想の人生が一層はっきり見えてきた気がした節約人であった。